四方漱一まとめ

四方漱一(しかたそういち)式人生で勝つ100個の非道徳テクニック

四方漱一とパートナーの共同運営ブログです。100個の実践的なテクニックを掲載します

四方そういち通信〜第87号〜[バイアス20 その他バイアス]

〜〜〜四方通信〜〜〜

NO87

 

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今日の四方通信

ーーーーーーー

 

 

他にもしっかりとまとめるほどではないけれど

知って欲しいバイアスをまとめます。

 

シャーデンフロイデ(復讐心で快楽を得る心理)

 

悪口や復讐はメリットがなくても快楽になるのでしてしまう。

出る杭が打たれたり、根も葉も無いバッシングがツイッター掲示板に書かれる理由。

 

 

アポフェニア(法則を見つけようとする)

 

無作為あるいは無意味な情報の中から、規則性や関連性を見出したと錯覚する心理。

パチンコやバイオプでこれを信じて失敗する人がよくいます。

 

 

 

偽の合意効果

 

自分が知っていることや考えてることを他人も同じように考えているだろうと

錯覚するもの。空気が読めなかったり、売れないセールスマンは自分が好む話だけや

自分の常識を押し付けて話してしまっていることが多いのですが原因はこれです。

 

 

ツァイガルニク効果

 

逃した魚は大きい、と感じる効果。

手に入りそうだったり、意識したけど行動しなかったものが記憶に残り

公開を生み出す心理。

 

 

ピークエンドの法則

 

最初と最後以外はあまり印象に残らない。

なので、結果が良ければ過程も良かったと判断してしまったり

最後が悪ければ良かった部分を忘れてしまう。

 

 

 

カリギュラ効果

 

禁止されたものほど興味がわく心理

 

 

 

心理的リアクタンス

 

人は生来的に自分の行動や選択を自分で決めたいという欲求がある。しかし、それを他人から強制されたり奪われると、例えそれが自分にとってプラスの提案であっても無意識的に反発的な行動をとってしまう。

子供の頃、勉強しようと思っていたときに限って「遊んでばかりいないで勉強しなさい!」と親に言われた思い出はありませんか。そんな時、「今やろうと思ってたのに~」という思いとともに、全くやる気が無くなってしまった記憶があるのではないでしょうか。

 

また、友人などに「お前はこうだよな!」などと決め付けるような発言をされると、反射的に「全然違うし・・・」などと言ってしまうこともよくあります。

このようなやりとりは「心理的リアクタンス」と呼ばれるもの。

リアクタンスとは「抵抗」を意味し、自分の行動や選択を自分で決めたいという人間本来の欲求が犯されると思うと、無意識にこの「抵抗」が発動してくるのです。

 

参考文献:心理的リアクタンス

 

 

コントラフリーローディング効果

 

 

私たち動物には、対価を支払わずに得たものの価値を低くとらえる傾向があります。

ネズミとレバーの学習実験

ケージで飼育しているネズミに、レバーを引くと餌が出てくることを学習させる。

ネズミたちがレバーの操作を覚えたら、そのケージに、レバーから出る餌と同じものが入ったボウルを入れる。このボウルには仕掛けは施されておらず、ネズミたちは中の餌を自由に食べることが出来る。

すると不思議なことに、自由に食べられる餌があるのにもかかわらず、多くのネズミたちがわざわざレバーを引きにいったのである。

彼らは苦労せずに手に入れられる餌よりも、わざわざ手間をかけて得る餌の方に価値を見出したのだ。

こうした傾向は、ネズミだけでなく、イヌやサル、サカナ、トリなど、ほぼすべての生き物に共通して見られるものです。

もちろん、人間だって例外ではありません。

これと同じ実験を就学自前の幼児にやらせてみると、なんと、ほぼ100%の確率でレバーを引きます。

この確率は成長と共に下がっていきますが、それでも、大学生の時点でも選択率は約50%を保っています。

このように、私たちは無償で手に入れたモノよりも、対価を支払って手に入れたモノの方に価値を認める生き物なのです。

 

参考文献:【コントラフリーローディング効果】ベーシックインカムが幸せにするのは” 猫 ”だけである

 

 

 

 

 

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今日のチャレンジ

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大雑把にまとめたので、自分の中で重要だと思ったものに

注釈を加えてコメントに書いてみましょう。

 

参考文献を調べたり読むこともお勧めします。

 

 

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格言

ーーーーーー

スタンレー・ミルグラムという心理学者が

人間の『権威への服従』の”強さ”を研究するために実際に行った、

一つの実験によって得られた心理的効果を「ミルグラム効果」といいます。

 

その実験結果で得られた事実は驚くべきものでした。

 

まず、本来の研究目的はあらかじめ伏せておいた状態で、

「記憶の実験」のためだと偽って被験者を募集します。

 

そして、そこへ無差別に集まった被験者たちを、

事前に用意しておいたくじ引きを使って役割分担します。

 

記憶力を図るために作られた単語リストを

提唱できるまで暗記をする「学習役」と、

学習役の記憶をテストして、

間違えた時に罰を与える「教師役」です。

 

そして、担当する研究者によってその実験を行う目的は、

『罰が学習と記憶に及ぼす影響を明らかにするため』だと説明します。

 

その「罰」の具体的な内容とは、

「学習役」が暗記した単語リストの提唱途中に間違えたとき、

「教師役」が「罰」として学習役に電気ショックを与えるというものです。

 

最初は跡がつくほどの強い電気ショックではありませんが、

”学習役が間違えるたび”に15ボルトずつその電圧は強くなり、

徐々に痛みが増していく設定になっています。

 

電気ショックを与えるレバーを引くたびに、

15ボルト、30ボルト、45ボルト、70ボルト、85ボルト、105ボルト・・・。

 

はじめのうちは十分耐えることもできますし、ただ不快なだけですが、

徐々に強くなっていくその痛みに次第にうめき声があがるようになります。

 

100ボルト以上の電気ショックを与えられた「学習役」は当然ですが、

途中で耐えられなくなり、実験を途中でやめてほしいと懇願します。

 

しかし、「教師役」はただ淡々と質問を繰り返してくるだけで、

”答えないことも間違い”だと判断し、150ボルト、165ボルト、180ボルト・・・。

 

最初は不快だった程度の電気ショックも限度を超えて、

もはや激痛のレベルにまで達していきます。

 

「学習役」は”助けてくれ!”と「教師役」に何度も頼みますが、

その必死の思いも虚しく、ただ黙々と電気ショックを与えるレバーを引き続け、

最後までその異常な実験を実行し続ける、という

”普通に考える”と途中で危険を察知して止めるべき行為であっても、

「研究者に抗えず行動が止まらないという事を実験が実証しました。

参考文献:権威への服従ミルグラム効果)を利用した承諾誘導テクニック

 

 

 

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どーでもいいシェア

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体調が悪かったので

ハイパー化してきました。

 

にんにく注射最強説

 

 

 

 

 

 

 

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認知的不協和をマーケティングに活用する

 

認知的不協和

についてです。

 

バイアスの中で僕が1、2を争うレベルで面白いと思っているのが

この認知的不協和です。

 

引用すると

 

ーーーーーーーーーーーー

 

人は自分の信念や、それまでの行動内容とは矛盾する、”新しい事実”を突きつけられると、

”不快な感情”を引き起こします。その結果、自分の信念や行動と、”新しい事実”のどちらか一方を否定して、

矛盾を解消しようとします。これを認知的不協和と呼びます。そのとき、

信念を変えることが困難な場合、人は”新しい事実”の方を否定しようとします。

 

ーーーーーーーーーーーー

参考文献:認知不協和とは

 

 

 

簡単に言うと

「思ってたのと違うことが起きたとき、攻撃的になったり、現実を否定したりする」

 

ヤケになる!ってやつです。

 

この国は不思議で

大学卒の学生の会社の離職率が3年間で30%以上もある国です。

 

これは僕が思うに認知的不協和のためだと思っています。

 

わざわざ大学まで行って、お金を使って時間を使って

いい人生を歩めると思っていたのに会社がつまらなかったり

期待していた賃金がもらえなかったりして

 

現実が信念と矛盾したときに認知的不協和を発揮し

4年間と学費と労力全てを捨て去ってでも会社の悪い部分を攻撃して

それらしい立派なことを言いながら居心地がいい、「逃げ」を選択するのです。

 

ストーカーもそうですね。

 

好きな人が自分を拒絶したときに

「こんなはずない!大好きな人と自分は運命なんだ!」と

現実を否定して、受け入れずにストーキングをしてしまうのです。

 

 

この認知的不協和が極限まで行って

現実を否定しきれなくなると心が内側に向き

うつ病に発展してしまったりします。

 

 

この認知的不協和は少なからず全員がほぼ毎日

遭遇します。

 

自分とは違う意見を言っている人と話したり

自分の間違いを指摘されると「ムッ」となったり

心が攻撃的になったりするのを感じませんか??

 

そして自分の方が正しいとプレゼンをしたり

逆に「あいつが間違っている」と判断してしまったり。。

 

それが認知的不協和です。

 

僕がよく遭遇する人で他に言うと

自分で質問や添削を受けに来ているのに

どこか褒めて欲しそうな、自分の意見が正しいと言う

プレゼンテーションをしてくれる方がいます。

 

彼ら彼女らは、アドバイスが欲しい気持ちは本物でも

自分のアクションが正しいはず!と言う信念を守るために

認知的不協和を起こさないためにアドバイスをもらうはずの

場なのに自分の正解と言ってもらうように話をしてしまっているのです。

 

 

 

厄介なのが、この認知的不協和はレベルが高い方でも

惑わされてしまうことが多々あると言うことです。

 

会社の本当に素晴らしい上司でも

自分の仕事の仕方と違うやり方や自分の信念と違う

生き方をしている人を見かけると

 

ついつい自分の仕事の仕方や生き方、信念を守るために

攻撃的になったり、論破しようとしてしまったり、バカにしてしまったりします。

 

(僕も反省する出来事が多々あります。

スポーツや海外旅行に興味が僕がないので本当にスポーツや海外が好きな人に向けて

攻撃的な話をしてしまった記憶がここ数年でも何回もあります。)

 

 

この認知的不協和に惑わされないためには

道徳の教科書のようで申し訳ないのですが

 

「人それぞれ」であること、認知的不協和が発揮されてしまったときに

いち早く察知して、感情を言葉やアクションにしないことです。

 

また、周りの人がやってしまっていたら

優しく、それは価値観の否定であると伝えてあげましょう。

 

 

そして、起きてしまった事実は変えられない。

だからこそ、問題解決をして前に進むしかない。

 

と言うことを肝に命じておくことです。

 

認知的不協和が起きるほどの後悔があったのならば

次は後悔しないように反省する。以上なのです。

 

うじうじ認知的不協和で気休めをしても

事実は変わりません。

 

 

イソップ童話の「すっぱい葡萄」

 

お腹を空かせた狐は、たわわに実ったおいしそうな葡萄を見つけた。食べようとして懸命に跳び上がるが、実はどれも葡萄の木の高い所にあって届かない。何度跳んでも届くことは無く、狐は、怒りと悔しさから「どうせこんな葡萄は酸っぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか」と負け惜しみの言葉を吐き捨てるように残して去っていった。

 

 

のように言い訳じみたことを言うのでなく

 

現実を直視して次は葡萄を取れるように

努力し準備するべきなのです。

 

 

受験に落ちて、受からなかった大学のアラを探したり

今の大学の良い部分を列挙しても落ちた事実は変わらないのだから

次は同じようなことがあったときに勝てるようにするべきだし

 

ビジネスをチャレンジするのが怖く、ビジネスのアンチを調べたり

金の亡者とか、ビジネスをやって友達や時間をなくすみたいに悪口を並べて

攻撃するのではなく、自分の人生で必要ならば怖くてもチャレンジしなくてはならないのです。

 

 

認知的不協和こそ

切っても切り離せないものなので

受け止め、乗りこなしていくべきバイアスです。

 

 

 

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今日のチャレンジ

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自分の人生の中にある

認知的不協和を見つけてみる。

 

シェアしてみる。

 

 

 

 

ーーーーーー

格言

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理想とかけ離れた現実が現れた時

恐ろしいことに人は自分の心に嘘をつく

 

 

 

ーーーーーーーーー

どーでもいいシェア

ーーーーーーーーー

 

 

帝一くんは、VUITTONが好き。

 

四方漱一の豆柴の顔

 

四方そういち通信〜第85号〜[バイアス18 可用性ヒューリスティック]

〜〜〜四方通信〜〜〜

NO85

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今日の四方通信

ーーーーーーー

 

可用性ヒューリスティック

についてです。

 

 

これは、意思決定のプロセスをカットして

楽に物事を判断してしまう機能です。

 

そもそも、人の意志の力は小さく限られています。

 

物事を判断したり決めていくのにエネルギーを使うし

負担を感じます。

 

なので、可能な限り楽に判断できるように

脳が、最近得た情報だけで直感で判断を下してしまう

と言った誤作動が起きてしまいます。

 

 

以前紹介したサイトから引用します。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

最近Aさんが遅刻をしましたが、A部署(Aさんのいる)をどう思いますか?

最近Aさんが顧客から表彰されましたが、A部署(Aさんのいる)をどう思いますか?

 

 

上記の例は、両方とも事実とします。

Aさんという「直近の情報」が、回答を左右します。

前者だと「たるんでいる」とか、後者だと「見習いたい」などに、偏ります。

 

また、ボーナスの査定前にミスをすると、このバイアスが働いてしまいます。

 

新しい情報は、人間の直観を操作します。

情報を流す順番によって、思考を偏らせます。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

なので、TVの健康番組で健康にいいと何かをPRすれば

直後にスーパーからその商品がなくなるほど売れます。

 

しかし時間とともに皆、忘れてしまい

購入しなくなっていきます。

(その何かが健康にいいのは変わらないはずなのに)

 

 

震災のニュースを見て

備蓄をしたり防災を行った人はいても

それを継続できる人は少ないのです。

(リスクは変わってないのに)

 

 

いかに、僕たちの意思決定が怠惰に

そして事実や実体ではなく解釈や直感で行われているのか?

を思い知るバイアスです。

 

 

マーケティング的に言えば

あなたの商品をリリースするタイミングはあなたの商品に

追い風になるニュースや、追い風になるタイミングでリリースをするべきです。

(恋愛を教えたりするのならクリスマス前など)

 

 

そしてあなた自身で言うのならば

この可用性ヒューリスティックの被害者にならないように

査定のタイミングでは特に気を引き締めて努力をするべきです。

 

また、あなた自身は人や意思決定を可用性ヒューリスティック

間違わないためにも、何かを判断するときは長期的に実体を見て

決めるように心がけることです。

 

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今日のチャレンジ

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今日の可能性ヒューリスティック

に囚われずにより良い意思決定を

するための施策をアクションベースで

固めてシェアしましょう

 

 

 

ーーーーーー

格言

ーーーーーー

 

いい話を聞いて感動することは

誰でもできる。

 

行動に移すのが一握り

 

10日続けるのがまた一握り

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

どーでもいいシェア

ーーーーーーーーー

 

近未来を感じる広告。

 

本当に時間とともに

世界も状況も変わる。

 

しかもとんでもない速度で。

 

 

 

 

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四方そういち通信〜第72号〜[バイアス⑤ 正常性バイアス ]

〜〜〜四方通信〜〜〜

NO72

ーーーーーーー

今日の四方通信

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正常性バイアス

 

非常に重要なので

詳しいサイトを掲載します。

https://news.yahoo.co.jp/feature/1097

 

 

 

これは命に関わるバイアスです。

 

Wikipediaから引用。事例

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大邱地下鉄放火事件

2003年2月18日に、韓国の大邱市で起こった地下鉄火災。多くの乗客が煙が充満する車内の中で口や鼻を押さえながらも、

座席に座ったまま逃げずに留まっている様子が乗客によって撮影されており

正常性バイアスが乗客たちの行動に影響したという指摘もある。

「被害はたいしたことがないのでその場に留まるように」という旨の車内放送が流れたという証言もあり、

こうした対処が正常性バイアスを助長した可能性もある。この火災は当時において、世界の地下鉄火災史上で2番目となる198人以上の死者を出した。

 

 

東北地方太平洋沖地震東日本大震災

津波避難をめぐる課題として「警報が出ているのを知りながら避難しない」人たちがいることが指摘されていた。

実際に、地震発生直後のビッグデータによる人々の動線解析で、ある地域では地震直後にはほとんど動きがなく

多くの人々が実際に津波を目撃してから初めて避難行動に移り、結果、避難に遅れが生じたことが解明された。

 

例えば海岸から5キロメートル離れた石巻市立大川小学校で、

生徒74名と教師10名およびスクールバスの運転手が、避難先の決定を誤るなどして河川を遡上してきた津波に飲み込まれて死亡したケースでは、

正常性バイアスによる根拠のない楽観的思考が対応を遅らせた可能性が指摘されている。

2014年の御嶽山噴火

御嶽山の噴火で登山者55人が噴石や噴煙に巻き込まれて死亡した。死亡者の多くが噴火後も火口付近にとどまり噴火の様子を写真撮影していたことがわかっており、

携帯電話を手に持ったままの死体や、噴火から4分後に撮影した記録が残るカメラもあった。

彼らが正常性バイアスの影響下にあり、「自分は大丈夫」と思っていた可能性が指摘されている。

 

 

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つまり、今まで大丈夫だったのだから今回も大丈夫。

と思い込んでしまう機能が僕たちにはあるという事です。

 

 

関連するバイアスも紹介します。

 

正常性バイアス:異常を正常の範囲内として捉えてしまう錯誤

→心の安定を保つため精神への加重負担を防ぐメカニズム

 

同化性バイアス:危険を背景の中に埋没させてしまう錯誤

 →目の前の現象が理解できないためリスク認知を遅らせる

(何が起こっているか理解できるまで動かない・動けない)

 

同調性バイアス:集団の規範に従わせ、単独行動を避けさせる

→集団の中にいる安心感を優先するために避難を遅らせる

周囲の人間が避難しないと自分も避難をしない)

 

 

これは僕がいつもセミナーで強調する話です。

 

あまりにも多くの人が実際に起きていることから目を背け

 

「自分は大丈夫だろう。周りもそうだから、怖すぎて目を瞑る。」

という恐ろしい行動をしてしまいます。

 

 

災害だけではなく

予測される恐怖、警報レベルでニュースなどで言われている社会の変化に対する

危機感がなく行動できないのは同じようにこのバイアスのせいだと感じています。

 

 

ガンは50%がかかるならば

対策をしなくていいわけがありません。

 

要介護者の発生率が、40~64歳では0.4%、65~69歳では3.0%

80~84歳では28.0%、85歳以上では60.1%

 

ならば対策をしなくてはなりません。

 

 

年金の話、AI の労働改革

移民の受け入れ、全てが確定事項として今日も報道されています。

 

 

しかし、特に学生、新社会人は

ほぼこのことを自分ごとにしていないのです。

 

津波にのまれて死んでしまった人と同じように感じます。

 

 

しっかりと正常バイアス、同化性バイアス、同調性バイアスの存在を認知すること。

 

そして理解した上で、事実を見て

まず自分から行動として具体的に対策をしなくてはならないのです。

 

 

 

 

 

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今日のチャレンジ

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この正常バイアスについて

感じたこと、今後の対策を

シェアしてください。

 

 

 

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格言

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ピンチはいつも準備不足と

無知から始まる

 

 

四方漱一の人生を決定ずける非道徳なユダヤの教え

 

* 対立を恐れるな。進歩は対立から生まれる。自分の見解に賛成しない者も大切にしなければならない。

自分のことを褒めてくれたり、自分の言ったことに無条件でYESをいうイエスマンといると居心地がいいものです。

しかし居心地が悪い場所にしか進化はない、ので自分の意見にアドバイスをしてくれる人。自分の見解とは違った

見解を生産性がある状況で持っている人と頻繁に過ごしより機能するものに昇華させていくことを怠ってしまうと

進化が止まってしまいます。

 

 

 

* 人間は誰しも大差はない。

 

人は平等ではなく対等。常に同じスタートラインであって(生まれた姿を想像したら、全ての人が

言葉も喋れずにすっぽんぽんで生まれます)その後の積み重ねと行動によってのみさが生まれること

を忘れてはいけません。

 

* 権威を認めるな。

 

権威というのは、周りがつけたラベルです。人が作ったものであるのを忘れないでください。

判断するのは常に自分の目と自分の頭、事実のみです。

 

 

* よく質問をせよ。

 

〜がいうから間違いない、と鵜呑みにしてしまうのは危険ですし

仮に正しいことであっても理由とともに理解しなければ再現性が失われてしまいます。

常に面倒がらずに質問をして自分自身が理解できるようにしてください。

 

* 幅広い知識を持て。

自分は使わないから。興味がないから。と他の情報を遮断していては

足し算でしか知識が増えていきません。多くの人が興味を持っている分野なら

話題になり、他の人とコミュニケーションをとるためのツールになります。

他の分野から着想を得て新しいアイディアが生まれることがあります。

喰わず嫌いをせずにどんな職業やどんな考えであっても知識として興味を持って

知っていくことが知識を使いこなしていくためのコツです。

 

 

 

* 自己を世界の中心におけ。

どこまでいってもあなたはあなたにしかなれませんし、死ぬまであなたとしていきてきます。

コントロールできることしかコントロールしない。全ては自己責任のマインドセットを持ち続けることだけが

目的を達成する手段であり、幸福を感じる方法です。

 

 

 

* 集団社会の崩壊。

近年は幸せのロールモデルが崩壊したと感じます。一戸建てマイホームを持って車を買って子供を育てる

のが幸せ、と集団で思えていた頃は追うべきタスクが明確なので幸福を感じやすかったのだと思います。

それが多様化、ネットの発達、社会の変化によって「自分で幸せのメモリ」を定めて追いかけないと

いけない社会になっていきました。個人で幸せを定義して目標を設定して達成していくことが幸せになったからこそ

個人の時代、自分は自分でしか幸せにできないのです。

 

 

* ものごとは度をすぎてはいけない。

本来の目的を忘れて数字だけを追うようになってはいけません。

〜〜のための名誉、〜〜のためのお金 だったものが

お金があれば幸せになれる、どれだけ名誉を集めたら幸せになれるとすり替わってしまうと

いつまでたっても本当の幸福を手に入れることができなくなってしまいます。

自分の中で物事に意味を持たせること。意味を忘れずに追いかけていくことが重要になります。

 

 

 

四方そういち通信〜第55号〜[人生を上手くいかせる タルムード学⑨]

〜〜〜四方通信〜〜〜

NO55

  

ーーーーーーー

今日の四方通信

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* 世の中には度を越すといけないモノが八つある。「旅行、性、富、仕事、酒、睡眠、薬、香料」だ。

 

度を越すと、というところがまさに生きる知恵として継承されてきたものだと感じる。

全て人生を豊かにするものだが、溺れてはいけない。またタチが悪いのが度を越すと

幸福どころか不幸を生み出すものにもかかわらず、世間では評価されてしまったりして

抜け出せなくなるもの、依存を引き起こすものばかりだ。旅行が大好きで頑張った人を知っているが

旅行に行き続けて時間を失い、成長を止めてしまい、楽しかったはずの旅行を嫌いになってしまった人を

知っている。性に囚われ全てを失った人はバライティやニュースでもよく見る。富に溺れ、仲間を失ったり

やりがいを失ったりしている人、仕事に狂って(逃げているのかもしれない)家族や健康、酒に逃げて

人生を直視して頑張れなくなったり、寝すぎて時間を失ったり逆に体調を崩したり。薬は歳をとって

薬漬けになり薬無くして健康を維持できなくなったり、とだ。(香料が時代ならではだと考えられる。

今日でいうなら楽に得られる刺激、と置き換えるとよい。)欲望のコントロール同様、自分の人生を豊かにするために快楽もコントロールすることが重要である。

 

 

* 柔軟な木は折れないが、硬直した木は折れる。

考えも仕事も、状況も変化に適応できる人間が最も強い。真面目な人ほど自殺をしやすいと論文で発表されているように「何かに依存していること」「決めつけて生きていること」「自分の中の政界に固執する」などは硬直した木である。常に自分をアップデートし、社会や状況の変化に合わせて全てを変えられる人間が最後は目標を達成できる。

 

* 追い込まれても勝負を捨てない。

勝負を捨ててしまったらその時点で負けが確定してしまう。失敗になる瞬間は諦めた時と投げ出した時だけ。

最後まで勝つための動きをし続けること。負けてもまた戦うこと。これが目的達成の確率を最大化する。

 

 

* 楽観がもっとも賢い鎧となる。

多くの人が「長期的にポジティブで短期的にネガテイィブ」に生きてしまう。

なんとかなるでしょ!と準備なく生き、しかし目先のことで一喜一憂してくよくよとする。フットワークも重く

行動がなかなかできない。「長期的にネガティブに短期的にポジティブに」生きるとよく人生は機能する。

目先のことでどんなことがあっても笑顔に楽観的に生きれば常にチャレンジが可能になる。長期的なネガティブが

不安や恐れにはならずに、準備や対策の動力源になる。

 

* 現実的であれ。理想を信じる。

一見矛盾するようだが矛盾しない。

目標は理想的に、アクションは現実的に生きることが重要になる。

 

まず、夢や目標を決めるときは「現実的にできるかどうか」「自分でできるかどうか」ではなく

理想を掲げ、その理想を達成できると信じることからスタートする。

そして、理想を信じ、具体的に理想を現実化させるときに現実的に、事実ベースで、アクションプランを

設定していく。これが逆になってしまっている人をよくみかける。

目標を現実的にしてしまい、アクションを理想論にする人だ。

目標は自分にできそうな現実的なもの。だからチャレンジのきっかけにもならないし面白くワクワクもしない。

しかし、アクションプランは理想論で「〜〜だった人もいる」「〜〜になる可能性がある」「自分だけは上手くいくはず」と言った根拠ないものにしてしまう。

 

 

* コメディアンになろう。

僕の中でとても気に入っているものです。

コメディアンとは喜劇役者のこと。この役者というのが素晴らしい。

多くの人が無理やり楽観的になったり明るくユーモアがある人になろうとしてしまいます。

しかし、本質的ではなくまずは演じることで良いと考えます。

演じることでも本当にユーモラスな人と同じような恩恵を受けることができます。

笑顔でユーモラスな人間になれば周りに人が集まり

あなた自身も楽しく過ごすことができます。つまらない仕事も面白くなります。

自分自身は簡単に変われないけれど演じることならば誰でもすぐにできます。

 

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今日のチャレンジ

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夢の見つけ方 旅立ちの唄

https://www.youtube.com/watch?v=gCRSheu51s8

 

目標がない、目的がない

 

そんな方に向けたガムシャラ応援団の

動画。

 

見て、自分の生きたい生き様を

決めてみてください。

 

 

四方そういち通信〜第45号〜[目標が達成ができない人のパターンと解決方法⑤]

 

人生で目的達成が絶対うまくいかない人の

パターンと抜け出し方5

 

「嫌われ恐怖症」

誰にも嫌われたくないからNOとは言わない。もちろん自分から意見を言わない。

だって嫌われると怖いから。誰かにアドバイスをされると随時アップデートされます。

だってアドバイス聞かないと嫌われるから。最終的にはみんなに嫌われるんだけど今は嫌われてないし

オッケーなのです。

 

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 

軸が夢や自分の価値観ではなく目の前の人に嫌われないこと

怒られないことになってしまう状況です。

 

気まずいとか、相手の気分を害してしまうなら自分が割を食えばいいと

思ってしまう人がこうなってしまうのですが非常に危険な状態です。

 

なぜならば「いいように利用される」ので騙されるリスクも大きくなりますし

自分が守らないといけなものができた時にあなたが嫌われるのが怖いからと

判断を流されてしまうと守れなくなってしまうからです。(NOと言えないから転勤することになってしまう

、会社を辞められないなぢ)

 

夢や目的を追いかける時もあなたの身近な人が1人でも

猛反対をした場合、夢や目的よりその人にいい顔をするために自分の行動を諦めてしまいます。

 

絶対に自分の目的や夢を手にすることができないので直ちに直すべきパターンです。

 

抜け出すためには

1、優先順位を明確にもち、感情ではなく優先順位通りに行動と意思決定を行う

2、目の前の人と縁が切れても自分の目的や夢のためなら惜しくないと理解する。同時に

あなたのことを本当に大切にしている人ならばあなたの夢や目的を尊重するはずであることを理解する

 

3、人に嫌われてもあなたの価値は落ちない。目の前の人が立ち去ってももっと魅力的な人があなたが前に進んでいる以上必ず現れるので怖がらない

 

4、人がいないとあなたをキープできないなどあなたを保つために他人を使わない。依存しない

 

5、自分の意見を言うことになれる。人に強くなる。自己主張になれる。

 

 

 

 

 

 

「感情暴走機」

夢とか恩とかちゃんとしてる。努力もちゃんとできる。でもなぜか人生が積み上がらない。

バーって走った後に必ず台無しにしてしまう。理論より衝動や感情で動いてしまう感情の暴走に

理性が勝てないのです。ムシャクシャしてやった。後悔している。

 

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今までの色合いとちょっと違うのがこちら。

 

途中まではすごくいいんですが「本音」を言わずに溜め込んで

ちょっとうまくいかなかった時に爆発させて、すべての人間関係や立場を壊して

違う世界に行くタイプの人です。

 

実は結構な割合でいます。「なんかうまくいってたのに急にいなくなっちゃったね」

って言う人は大体これです。

 

身近な人と普段から本音を話せる関係値を築かない。

めんどくさいから、気まずいから、今は我慢すればいいから、言ったらいけないと思ってたから

と自分で正当化して生きて生きます。

 

そしてある日、なんらかのきっかけで大爆発し

感情的に飛び立ったり(半年間音信不通になったりします笑)

 

取り返しがつかないような大事を起こして自分で居場所を破壊したりします。

 

 

普段から本音を話すこと

問題が小さなうちから気を使わずにホウレンソウすること。

 

こんな簡単なことなのに

「ちょっとしためんどくささ」で溜め込んでしまいます。

 

1人で生きてるわけではないことを自覚してください。

 

この生き方を続けている限り一生孤独ですし

一生、続けていける仕事ややりがいを手にすることができないのです。

 

 

 

 

 

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今日のチャレンジ

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どんな人でも人生で目的達成が絶対うまくいかない人の

パターンに陥ってしまう時や状況があるかと思います。

 

自分の弱い部分を直視したり

悪いと受け止められない人、自分が間違っていると気づけない人

こそが絶対に人生で目的達成が絶対うまくいかない人です。

 

なので、今回のパターンを見て

自分がそうなってしまっている場所

 

そうなってしまうポイントや状況を分析してみてください。

 

 

そして、今後そうならないように小さくで構わないので

施策をアクションに移してください。

 

 

 

 

 

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格言

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感情は人生を幸福に生きるためには役立つが

目的を達成するためには害しかない

 

 

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