四方漱一まとめ

四方漱一(しかたそういち)式人生で勝つ100個の非道徳テクニック

四方漱一とパートナーの共同運営ブログです。100個の実践的なテクニックを掲載します

認知的不協和をマーケティングに活用する

 

認知的不協和

についてです。

 

バイアスの中で僕が1、2を争うレベルで面白いと思っているのが

この認知的不協和です。

 

引用すると

 

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人は自分の信念や、それまでの行動内容とは矛盾する、”新しい事実”を突きつけられると、

”不快な感情”を引き起こします。その結果、自分の信念や行動と、”新しい事実”のどちらか一方を否定して、

矛盾を解消しようとします。これを認知的不協和と呼びます。そのとき、

信念を変えることが困難な場合、人は”新しい事実”の方を否定しようとします。

 

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参考文献:認知不協和とは

 

 

 

簡単に言うと

「思ってたのと違うことが起きたとき、攻撃的になったり、現実を否定したりする」

 

ヤケになる!ってやつです。

 

この国は不思議で

大学卒の学生の会社の離職率が3年間で30%以上もある国です。

 

これは僕が思うに認知的不協和のためだと思っています。

 

わざわざ大学まで行って、お金を使って時間を使って

いい人生を歩めると思っていたのに会社がつまらなかったり

期待していた賃金がもらえなかったりして

 

現実が信念と矛盾したときに認知的不協和を発揮し

4年間と学費と労力全てを捨て去ってでも会社の悪い部分を攻撃して

それらしい立派なことを言いながら居心地がいい、「逃げ」を選択するのです。

 

ストーカーもそうですね。

 

好きな人が自分を拒絶したときに

「こんなはずない!大好きな人と自分は運命なんだ!」と

現実を否定して、受け入れずにストーキングをしてしまうのです。

 

 

この認知的不協和が極限まで行って

現実を否定しきれなくなると心が内側に向き

うつ病に発展してしまったりします。

 

 

この認知的不協和は少なからず全員がほぼ毎日

遭遇します。

 

自分とは違う意見を言っている人と話したり

自分の間違いを指摘されると「ムッ」となったり

心が攻撃的になったりするのを感じませんか??

 

そして自分の方が正しいとプレゼンをしたり

逆に「あいつが間違っている」と判断してしまったり。。

 

それが認知的不協和です。

 

僕がよく遭遇する人で他に言うと

自分で質問や添削を受けに来ているのに

どこか褒めて欲しそうな、自分の意見が正しいと言う

プレゼンテーションをしてくれる方がいます。

 

彼ら彼女らは、アドバイスが欲しい気持ちは本物でも

自分のアクションが正しいはず!と言う信念を守るために

認知的不協和を起こさないためにアドバイスをもらうはずの

場なのに自分の正解と言ってもらうように話をしてしまっているのです。

 

 

 

厄介なのが、この認知的不協和はレベルが高い方でも

惑わされてしまうことが多々あると言うことです。

 

会社の本当に素晴らしい上司でも

自分の仕事の仕方と違うやり方や自分の信念と違う

生き方をしている人を見かけると

 

ついつい自分の仕事の仕方や生き方、信念を守るために

攻撃的になったり、論破しようとしてしまったり、バカにしてしまったりします。

 

(僕も反省する出来事が多々あります。

スポーツや海外旅行に興味が僕がないので本当にスポーツや海外が好きな人に向けて

攻撃的な話をしてしまった記憶がここ数年でも何回もあります。)

 

 

この認知的不協和に惑わされないためには

道徳の教科書のようで申し訳ないのですが

 

「人それぞれ」であること、認知的不協和が発揮されてしまったときに

いち早く察知して、感情を言葉やアクションにしないことです。

 

また、周りの人がやってしまっていたら

優しく、それは価値観の否定であると伝えてあげましょう。

 

 

そして、起きてしまった事実は変えられない。

だからこそ、問題解決をして前に進むしかない。

 

と言うことを肝に命じておくことです。

 

認知的不協和が起きるほどの後悔があったのならば

次は後悔しないように反省する。以上なのです。

 

うじうじ認知的不協和で気休めをしても

事実は変わりません。

 

 

イソップ童話の「すっぱい葡萄」

 

お腹を空かせた狐は、たわわに実ったおいしそうな葡萄を見つけた。食べようとして懸命に跳び上がるが、実はどれも葡萄の木の高い所にあって届かない。何度跳んでも届くことは無く、狐は、怒りと悔しさから「どうせこんな葡萄は酸っぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか」と負け惜しみの言葉を吐き捨てるように残して去っていった。

 

 

のように言い訳じみたことを言うのでなく

 

現実を直視して次は葡萄を取れるように

努力し準備するべきなのです。

 

 

受験に落ちて、受からなかった大学のアラを探したり

今の大学の良い部分を列挙しても落ちた事実は変わらないのだから

次は同じようなことがあったときに勝てるようにするべきだし

 

ビジネスをチャレンジするのが怖く、ビジネスのアンチを調べたり

金の亡者とか、ビジネスをやって友達や時間をなくすみたいに悪口を並べて

攻撃するのではなく、自分の人生で必要ならば怖くてもチャレンジしなくてはならないのです。

 

 

認知的不協和こそ

切っても切り離せないものなので

受け止め、乗りこなしていくべきバイアスです。

 

 

 

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今日のチャレンジ

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自分の人生の中にある

認知的不協和を見つけてみる。

 

シェアしてみる。

 

 

 

 

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格言

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理想とかけ離れた現実が現れた時

恐ろしいことに人は自分の心に嘘をつく

 

 

 

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どーでもいいシェア

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帝一くんは、VUITTONが好き。

 

四方漱一の豆柴の顔